フリーランスのWEBデザイナーになる前に目を通しておきなサイ
2007/12/01 Sat [Edit]

会社勤めの WEB デザイナーもこれから WEB デザイナーになろうとしている予備軍も、もし「いつかはフリーランスで WEB デザインをしたい♪」なんてことを考えているなら、ここから下の文章に目を通しておきなサイ。
先にお断りさせて頂きますが・・・先にお断りさせて頂くが、今回の記事は2年間フリーランサーとして、曲がりなりにも何とか食べてきた私の経験を踏まえ、上から目線な文章とさせて頂きます・・・文章とするので許しなサイ。
どんな事象や物事も役に立つか立たないかは受け手次第、使い手次第なのはご存知の通りであり、私のフリーランス経験から生まれようとしている今回の記事も左様なのである。
もしもあなたが暇で暇で、上のサイの様な目をしているならここから下の記事に目を通しておきなサイ。
私がフリーランスで WEB デザインを請け負うようになったのは、決して自身で希望した結果ではなく、成り行きで現在に至るのである。成り行きについては言及しないが、私としてはまだまだ自身の力不足も感じ、おそらく他のフリーランスの WEB デザイナーと比較しても、早い段階でのフリーランサーへの踏み切りだったように思う。
それでも2年間、WEB デザインだけで食べてこれたのは本当に有り難い話である。贅沢出来る程の稼ぎではなかったが、同年代の友人と会っても何とか体裁は保てているはずである。
この2年間の感想を述べるなら「楽ではなかった。」の一言である。フリーになりたいだけなら会社を辞めれば良いだけなので、それなりの覚悟さえあれば楽な話なのだが、フリーランサーで喰って行くとなると厳しかった。会社勤めの方が楽だったと思うことも多く、それはデザインに迷った時、クライアントに腹が立った時、疲れ切った時、褒めて欲しい時、仕事が無い時、孤独を感じつつ強く思った。
会社勤めをしている WEB デザイナーはどうか肝に銘じて欲しい。フリーランスも気楽ではない。
また、特別な知識や技術、センスよりも人脈が無ければ仕事が貰えないのがフリーランサーではないだろうか。雑誌に載るような有名なデザイナーくらい突き抜けたモノがあるなら話は別かも知れないが、私の請け負う案件のほとんどが会社員時代の人脈からである。
もしもフリーランスで WEB デザインをしていきたいと考えるのなら、会社勤めしている間に1人でも多くの人脈を築いておくことである。名刺交換でもメアド交換でも方法は問わないので、1度でも仕事をした相手は大切にすることである。私がもし会社員に戻るなら人脈作りをとことん意識して行動するだろう。しかし、そんな社会人の常識とも言えそうなことを、全然意識していなかったおっさんでもなんとかなってるのも事実である。
ただし、そんなおっさんがなんとかなってしまったのは、その1度の仕事では常に全力を注ぐ熱いおっさんだったからなのでは?と今になって思う。
私は会社員時代、どんなに小さな案件でも全力を出すよう心がけていた。『この案件も一生に一度だ!』と考え通勤中、食事中、ところ構わず頭の中ではその案件の目的を意識し、自身の最大限、誰もまだ手をつけていないアイデアを模索した。そうした努力は時には結果に繋がり、見てくれる人は見ていてくれて、幸運にも評価される事もあった。
評価されなくても、的外れな空振りで終わったとしても、確実に自身の成長には繋がっていたはずである。努力が報われないことは一社員としては失敗なのかも知れないが、失敗したことを自覚出来たなら、一個人としては成功だったのだと考えている。口べたな私に良い人脈が出来たのは、一生に一度と力を注ぐ熱いおっさんだったからなのではないかと思っている。もしも、この考えさえ見当違いだったとしても、多少の自惚れや思い込みをしても良いだろうと思えるくらいの努力はしていたつもりである。
社内でこの部分だけは誰にも負けていない!そんな部分を、一日でも早く作ろうと燃えていたのを思い出す。
そんな密かに燃えていたおっさんだが、どうしても納期に追われ「隙」を残したことを自覚したままデザインを納品せざる負えない時があった。そんな時は先方の知識や「隙」の種類にもよるが、口先だけでも切り抜ける術も身につけておくと重宝する。
会社員時代よりも明らかに私自身が成長した部分を1つ挙げるとするならその術である。この術はフリーランサーになってからの方が重宝している。術と言っても大したものではない。何の為のデザインで何が最終目的なのかを語ることである。それを説得力を持ち相手に伝えることが出来るかどうかである。
勘違いして欲しくないのは口先だけのズルさを身につけろ!なんて意味ではなく、時にはクライアントの提案や指摘をはね除けるくらいの強気な姿勢や自信がないと、振り回された挙げ句、徒労に終わることが多かったのである。
また、 WEB デザイナーは自身の制作スピードもなるべく正確に把握しておくことが大切である。デザインの制作料を計算する時、納期を決定する時など、私がフリーランサーになってから苦労した部分であり、会社員時代にはなんとなくしか把握出来ていなかったように思う。会社員としても自分の時間を知ることで得るものは多いのではないだろうか。
仕事がそこそこあるフリーランサーが頭を悩ましている理由 NO1 は、おそらく制作料についてではないだろうか。金額については出来る限り多く貰えるような交渉を積極的にすべきであると感じている。これは私自身の今後の課題であり、そこで信頼や私に案件を任せる必要性も保たなければならないので難しい。
しかしボーナスも退職金もないフリーランスで、会社員時代とほぼ同じ金額で引き受けているのが現状である。
今回の記事、フリーランサーとなることにネガティブな文章と感じる人も居るかも知れないが、当の本人はやりがいがあると感じ、自分の会社を持ちたいと言う夢を持ち始めたので、多少愚痴ってはいるものの実は楽しんでいる。
ただ、仲の良い友人などからは三十路のフリーターだ!なんて言われる節もあり、そんな時の私はフリーランサーだ!と涙目で言い返すのである。
・・・そろそろ偉そうなことばかり書いてごめんなサイと謝る頃合いなのかも知れない。
最後に、記事のトップに「サイ」の画像を使ったのは決して駄洒落の為に使った訳ではない。そんなダサイことをするおっさんではない。
お暇な方は是非、深読みして見てくだサイ。
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